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いよいよ12月末までに迫った日本科学未来館の「零壱庵『AKIRA』の音」

大友克洋先生の『AKIRA』は、近未来を舞台に超能力者をめぐる争いを描くSF作品です。
1988年の映画はTVでの放送や映画館でのリバイバル上映がされるなど、いまでも記念碑的な作品として親しまれています。

その映画の音楽は、芸能山城組主宰 山城祥二氏の独自の制作手法とフィールドワークにより収集した世界の民族音楽の手法をもとに生まれました。
その制作背景を読み解く展示が東京お台場の日本科学来館にあります。

ちなみに2021年4月に行ってきました。

2022年2月から延長され12月末まで展示中

『AKIRA』の中では、2020年に東京オリンピックが開催されると描かれており、実現を「予言」したとも言われています。
その年に登場したこの展示は、来館しにくい時期とも重なった為、2022年2月までの予定が12月末まで延長になったという経緯もあり、作品世界と不思議なシンクロも見せています。

この展示が見られるのは今だけですので、お見逃しなく。

見学情報

展示場所: 日本科学未来館 3階常設展示ゾーンのギャラリー「零壱庵」
所在地: 東京都江東区青海2丁目3番6号(お台場)
展示情報: https://www.miraikan.jst.go.jp/news/general/202201202287.html

(中林寿文 記)

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