6月末にあった「全日本博物館学会」で、企画・開発に携わっている博物館めぐりサポートアプリ「Sugorku.com / すごろく.COM」に関する研究発表をする為に札幌に行ってきました。
訪道したので博物館めぐりもしてきたのですが、思いがけず『ゴールデンカムイ』の聖地巡礼でもあったので、以前訪問した所も含めてご紹介します。

また、『ゴールデンカムイ』連載完結記念展は続いており、新潟市新津美術館に巡回中です。
時計は後付の「札幌市時計台」
札幌といえば「札幌市時計台」。
札幌駅からも行きやすい場所にあり、中は資料館になっています。
現在は国の重要文化財に指定されていますが、元々は北海道大学の前身である札幌農学校の演武場だった建物で時計は後付です。
道を渡った所にある、札幌市役所に撮影スポットがあるので、そちらからもどうぞ。
映画版の撮影地「北海道開拓の村」
今回の出張の目的である「全日本博物館学会」は博物館がテーマの学会らしく、野外博物館「北海道開拓の村」で開催されました。
ここには明治から昭和初期の北海道各地の建造物が移築・復元再現されており、中にも入れるので当時の雰囲気がよくわかります。
映画「ゴールデンカムイ」ではロケ地になっているので、まさにそのままです。
お隣にある「北海道博物館」と合わせて訪問するのがオススメなのですが、両方合わせて丸一日がかりなので、歩きやすい靴が必須です。
いわずと知れた「網走監獄」
札幌丘珠空港から飛行機で1時間弱の女満別空港経由で行けるのが「網走監獄」です。
「網走番外地」という俗称もありますが、住所はちゃんとあります。
網走監獄は北海道開拓の歴史と深く結びついており、「五翼放射状房」と呼ばれる形の獄舎が有名ですが、他にもいくつもの登録有形文化財を擁しています。
他にも見どころたくさん
北海道内には、以前ご紹介した「ウポポイ」など、アイヌ文化、オホーツク文化を知ることができる施設や、運が良ければ野生のヒグマを観察できる「知床五湖フィールドハウス」など豊かな自然を体感できる施設がたくさんあります。
ミュージアムや史跡めぐりをサポートする「Sugoroku.com / すごろく.COM」も活用して、この夏良い旅を。
(中林寿文 記)
