縄文時代(紀元前14000年頃 – 前10世紀頃)につくられた「土偶(どぐう)」、古墳時代(3世紀中頃〜7世紀)につくられた「埴輪(はにわ)」は、ともに人の形を模してつくれたもので、祭祀(さいし)や葬送儀礼(そうそうぎれい)に用いられたと考えられています。
こららが持つ芸術性は、現代芸術家の岡本太郎が火焔土器(かえんどき)を見て驚嘆し、その後も縄文土器に関して探求を深めたほどです。
その埴輪と土偶をテーマにした特別展「ハニワと土偶の近代」が国立近代美術館で開催中です。
音声ガイドは「はに丸」の田中 真弓さん
『おーい!はに丸』は、1983年から1989年にかけてNHK教育テレビで放送された教育番組です。本展では、その「はに丸」こと田中真弓さんが音声ガイドをつとめます。
また、アプリでも利用できるので、いつものいい音のイアフォンをお忘れなく。
見学情報
会場: 国立近代美術館(東京)
会期: 2024年10月1日(火)〜12月22日(日)
公式サイト: https://haniwadogu-kindai.jp/
(中林寿文 記)