世界的な作品『攻殻機動隊』は、兵庫県神戸市出身のマンガ家・イラストレーターの士郎正宗氏の作品です。サイバーパンク的な世界観で、1995年に押井守監督によるアニメ映画化をはじめ、複数のアニメ作品やハリウッド実写もつくられ、2026年にも新作アニメが予定されています。

他にも『ブラックマジック』、『アップルシード」、『ドミニオン』など多数の話題作を描かれた士郎正宗個人にスポットを当てた展覧会「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」が、世田谷文学館で開催中です。
ちなみに先日行ってきました。
多数の原画と画材や制作資料など多角的な展示
本展では、各作品の原画が多数展示されるとともに、制作に用いられている画材や参考にした資料、詳細な年表など、多角的な視点から士郎正宗の作品世界を俯瞰します。
また、スマートフォンであれば撮影も可能となっていて(一眼カメラは不可)、作品世界をさらにじっくり解析したい方にも拝領されています。
見学情報
会場: 世田谷文学館 (東京・世田谷区)
会期: 2025年4月12日(土)~8月17日(日)
公式サイト: https://www.shirow-masamune-ex.jp/
(中林寿文 記)
