現時点で最新の怪獣ゲームを紹介!
ということで、本来の予定であったゲームレビューです。怪獣の魅力が詰まった『ウルトラ怪獣モンスターファーム』と、シン・ウルトラマンがDLC(ダウンロードコンテンツ)で登場する『SDシン・仮面ライダー乱舞』を紹介します。
まず『ウルトラ怪獣モンスターファーム』ですが、往年の名作『モンスターファーム』をウルトラ怪獣でやってしまおうというゲームで、ファームの名の通り「牧場」での育成が主体となっています。怪獣を育てる過程でバトルがあり、ウルトラマンの客演もあります。合成により身体の色や模様が変化し、自分だけの怪獣を作ることができるのがポイントです。
怪獣ファンからもモンスターファームのファンからも評価が高いことは、スクリーンショットからも伝わってくるかと思います。
つぎに『シン・仮面ライダー乱舞』です。『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』を合わせて「シン ジャパン ヒーローズ ユニバース(SJHU)」と呼ぶそうですが、DLCを購入することでタイトル画面が変化し、そもそもの主役である仮面ライダーを差し置いて、シン・ウルトラマンを操作して遊ぶことができます。
ゲームは2Dアクションですが、いわゆる無双系のように並みいる敵をなぎ倒す爽快感があります。ボスは手強く、それなりにパターンを見切って操作する必要がありますが、ほどよくデフォルメされたキャラも可愛らしく、ついつい繰り返して遊んでしまいます。
おわりに…
ということで今回は、ウルトラマン最新作から過去の歴史をざっくりと追い、本来の予定だったゲームレビューがオマケのようにくっつくという、冒頭のウルトラマンブレーザーの解説と、終盤のゲームの解説の温度差は何だ! とお叱りを受けそうな詰め込み具合ですが、推すということは対象への解像度が上がるということなんですよね。
親子三代にわたって推されるキャラクターともなれば、前述したきっかけの数だけでなく、取り込んでも取り込んでも把握しきれない膨大な情報があるということ。
ブレーザーのような完全新作だけでなく、『シン~』ブームで半世紀以上前の作品も最新技術でリメイクされる昨今。推し活を日々続けている我々にとっては、一生かけても咀嚼しきれない、幸せな時代なのかもしれません。
次回はたぶん、アイドルのことを書きます。違うテーマにするかもしれませんが……。
(おわり)
執筆/しおにく
「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」
著作権表記:©TSUBURAYA PROD. ©BANDAI 1990
「ウルトラマンブレーザー」
製作:円谷プロダクション・テレビ東京・電通
著作権表記:©円谷プロ ©ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京
「ウルトラ怪獣モンスターファーム」
開発:コーエーテクモゲームス
著作権表記:©円谷プロ ©Bandai Namco Entertainment Inc.
モンスターファーム:©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
「シン・仮面ライダー乱舞」
著作権表記:©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
©Bandai Namco Entertainment Inc.